2/22に開催された『BLACK HISTORY MONTH 特別ワークショップ』の様子
2月は『Black History Month〜黒人歴史月間』黒人達が自分達の歴史を振り返る特別な1ヶ月…と言う事で、2月22日にピアニストの山本裕太さん、シンガーのJoanna(ジョアンナ)さん、そしてドラマーのmika sweet beatsさんをお迎えして『BLACK HISTORY MONTH 特別ワークショップ』を開催しました。ジョアンナさんは裕太さんが通われている相模原の教会で歌っていらっしゃるそうで、通訳のmikaさんとの息もピッタリ!
はじめに「BLACK HISTORY MONTH」の背景にある歴史や、公民権運動の歩みについて説明がありました。ジム・クロウ制度によって白人と黒人の人種隔離が長く続いた事、リンカーンの奴隷解放宣言後も人種差別が根強く存在した事、そしてマーティン・ルーサー・キング牧師が先導し『非暴力』で立ち向かった事…
『歴史の中から生まれた「ゴスペル」には「励まし」の要素が多く含まれている。マイナーキーのメロディーが多いのは、心の、魂の叫びだから。そして奴隷時代には「どこに隠れれば良いのか」など、口伝えで暗号的に使われた事もあった…。』
淡々と、しかし凛として語ってくださる姿にみんな惹きこまれてしまいました。
メッセージの後に2曲ご指導いただきました。まずは「黒人の国歌」とも言われている『Lift Every Voice and Sing』を全員ユニゾンで、続けて『Ride On King Jesus』を三声のアカペラで賛美。特に言い回しが古い単語を含む歌詞の読み上げでは、ネイティヴの発音が聴けるとあって、みんな真剣に取り組みました。「ワークショップの講師は初体験」と最初は少し緊張されていたジョアンナさんですが、歌い出すと徐々にリラックスされ、最後は圧巻の歌声でメンバーを魅了。初めてとは思えない自然体で暖かな人柄が伝わるご指導、それもそのはず、ジョアンナさんのお仕事は数学の先生なのだそうです!
「Black History Month」という言葉を初めて知ったメンバーも、ジョアンナさんのお話に心打たれ、ますますゴスペルが好きになった1日でした。
『BLACK HISTORY MONTH 特別ワークショップ』のお知らせ‼️
2月は『Black History Month〜黒人歴史月間』黒人達が自分達の歴史を振り返る特別な1ヶ月…そこで私たちもピアニストの山本裕太さん、そして横田基地内で活動されているシンガーのJoanna(ジョアンナ)さんをお招きして、アフリカ系黒人の歴史やそれにまつわる黒人霊歌&ブラックゴスペルについてのレクチャーを交えた特別ワークショップを開催する事となりました。
★日時:2月22日(水)10:30〜12:30
★場所:からきだ菖蒲館2階ホール
★費用:参加費 1,500円
★持ち物:飲み物、筆記用具
貴重なお話を伺える滅多にないチャンス‼️
どなたでも自由にご参加いただけます、是非お運びください。